JR東日本が地方路線の収支を初公表、久留里線は最小。

28日、JR東日本が地方路線の収支を公表しました。
公表の対象となった平均乗客数が一日当たり2,000人未満の35路線66区間のうち、一年間の収支が最も少なかったのは、久留里線の久留里ー上総亀山間でした。

久留里ー上総亀山間は一日平均乗客数が62人、1年間の収入が100万でJR東日本管内で最も少なかったそうです。

JR東日本がこれを公表した背景には廃止に向けた議論を加速させたいという思いがあります。
赤字を解消したい民間企業としては当然とも言えます。
一方で地元としては「なくては困る」「廃止には反対だ」という声が上がるのも当然です。

君津市としても存続してほしいわけですが、デマンドタクシーやコミュニティバスなど電車の乗客が減りかねない施策をしてきたという部分もあります。
一日平均乗客62人を2000人以上にするのは現実的にはかなり難しいと思います。
年間収入100万円という事は月に10万円以下です。
代案なく「廃止反対!」と言い続けてもこのまま乗客が減り続ければ廃止になってしまう数字です。

ここは条件交渉をするのが政治力だと思います。
JR東日本としても廃止に向けた議論をし、最初の一例目は地元も納得して穏便に廃止した成功例としたいはずです。
君津市としても大事なのは市民の利便性を守ることであり、鉄道路線にこだわることではないはずです。

私なら条件として、
・バスによる代替手段を電車より便数を増やして実施すること
・線路は自転車専用道として久留里ー上総亀山間を整備すること
・君津駅舎の公共施設との複合化について市と検討会を設置すること
・久留里線の君津駅乗り入れを検討すること

ぐらいを最初の条件として交渉のテーブルに乗せ交渉します。

他の路線と比べても利用している人が圧倒的に少ないのは事実です。
反対だけ訴えても得られるものはありません。
いかに市民の利便性を確保しつつ地域の活性化につなげるか。
市の交渉力に期待しつつ提言をしていきたいと思います。

須永和良 について

君津市議会議員 45歳 東海大学卒 群馬県伊勢崎市生まれ 
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