反対討論②

↓前回の続きです。反対討論その2
次に議案第2号「仮称 新神門保育園新築工事請負契約の締結について」に反対の立場から討論を行います。
先日行われた一般質問において、新神門保育園が避難先の高台として想定しているのは大和田団地で、園児の足で徒歩25分というお答えがありました。
問題点として
1点目、道のりにして1キロ以上あること。
2点目、津波の進行方向と逆方向への避難であること。
3点目、大和田団地斜面はハザードマップで「がけ崩れ注意」とあること。
これらはすべて「千葉県津波避難計画策定指針」に反していることです。また、先日の総務常任委員会において、行政からは「津波避難は加味していない」との発言もありました。
総務常任委員会では「請負契約の締結だけ」が問題ですから、賛成となったのは当然でありますが、計画そのものをストップさせ、設計を修正させることが出来るのはこの本会議だけです。入札業者等にも何らかの配慮をすれば、必ず理解していただけます。
100人近い園児の命を預かる場所、
50年先も園児が通う施設、
床上浸水でも命の危険がある園児たち、
議会は行政のチェック機関のはずです。
今、行政が明らかに「津波避難を加味していない」というミスを犯しています。
我々現職議員全員が、この議案に反対し、設計を修正させ、
未来の子供たちに誇れる判断をする事を心からお願いいたします。
なおその他の議案・陳情につきましては委員長報告のとおり賛成するものであります。