コミュニティバスが不正運行。

新聞各紙やニュース番組でも大きく報道されています。
今日は朝の情報番組でもかなりの時間を使って取り上げていました。
残念で、腹立たしく、とんでもない話です。

以下は毎日新聞より一部を抜粋。

11月13日、市に「バスが変な動きをしている」と市民から通報があり発覚した。
日東交通と市が事実確認した結果、21人の運転手のうち65〜70歳の5人が君津グラウンドゴルフ場行きの便で、本来は終点まで運行後、君津駅南口または日東交通富津営業所へ回送すべきところを途中で引き返していた。
1月28日〜11月12日に計50件確認され、未運行距離は計145・05キロ、未通過バス停は延べ242カ所に上った。

以上抜粋終わり。
毎日新聞の元記事はこちらから。

市はこれから損害賠償を求める方針です。
また、陸運局から何らかの処分がでる可能性もあります。

一人の運転手ではないので、運転手個人の問題ではなく組織の問題もあると思います。
コミュニティバスは指定管理で業務を委託していますが、この会社にはそれ以外に市からお金が出ています。
路線バスの運行補助金として赤字分を君津市が出しています。
平成26年度に日東交通に払ったのは、約5300万円です。

どこのバス路線が何人の利用者がいて、いくら赤字で、いくら補助金を出したのかは君津市ホームページから見る事が出来ます。
君津市ホームページより、平成26年度路線バス運行補助実績。
(仮に高速バスで利益が出ていたとしても、赤字補てんは行われます。)

路線バスの利用者数、赤字額等の数字は事業者からの申告によるものです。
不正運行をするような会社であれば、この数字も精査する必要が出てくるでしょう。

また、この件に関して市がホームページにて「重要なお知らせ」として公表した事が、わずか4行の文のみというのも残念です。
君津市がマスコミに取り上げられるなら良い話題で出てほしかった。。

※12月議会の一般質問の動画が公開されました。
君津市議会、議会動画はこちらから。