かずさクリーンシステムでは君津、木更津、袖ヶ浦、富津の4市で出る可燃ごみ等を焼却しています。
焼却後に出る溶融飛灰の処理は、富津以外の3市は民間の最終処分場へ委託しています。
富津市は持ち込んだゴミの量に応じて、同じ割合の溶融飛灰を引き取って、市自前の最終処分場へ埋めています。
場所は新富地先です。
横浜市のゴミ焼却工場から出る「飛灰」もセシウムを含んでいます。
横浜市のごみ焼却工場の濃度はコチラ
横浜市の南本牧最終処分場も海に面しています。
南本牧最終処分場はこちら
一般ごみ(可燃ごみ)を処理した「灰」から高濃度のセシウムが検出されるのはベクレルの単位がキログラム当たりだからです。「灰」になって軽くなるとBq/Kgは多くなります。
つまり普段私たちが可燃ごみとして出している物にも、微量づつセシウムが付着しているという事になります。
他市・他県から持ち込ませないというのは一理ありますが、
今後、自分たちが生活していく上で排出したゴミ・汚泥を処理した場合に出る放射性物質を含んだ「灰」をどうするのか、大きな問題が残ります。
※セシウム137は水溶性です。雨が降ればほぼ全量水に溶けだします。万が一にも管理型処分場の遮水シートが破れたら…水源地上流にある処分場への搬入は危険です。