ワクチン助成についての質問と答弁

6月29日の一般質問ではワクチン助成についても取り上げました。

県議会での一般質問は再質問までしかできないので、その分一つの項目にかかる時間が短くなり、項目を多くしておく必要があると聞いていました。今回は帯状疱疹ワクチンへの助成とコロナ禍で定期予防接種のタイミングを逃してしまった人への対応について聞きました。

しかし、今回の質問で登壇したのは24人。質問項目も200以上です。当然同じ質問も出てきます。

帯状疱疹ワクチンへの助成については公明党さんの代表質問で取り上げていたので急遽要望のみといたしました。国としても助成の方向で動きがあるようです。

以下にワクチン助成についての質問と答弁を掲載します。

須永

次に、感染症ワクチンについて伺います。
帯状疱疹は患者数が増加傾向にあり、水痘・帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる痛みをともなう感染症です。80歳までに3人に1人が経験すると推定されています。皮膚症状が治った後も帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長期間にわたる痛みが続くこともあります。

50歳以上では帯状疱疹を発症した人の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行すると言われています。発症部位によっては角膜炎などによる視力低下や失明、顔面神経麻痺、難聴、めまいといった合併症があります。
ワクチンによる効果があることから、県内市町村でも助成制度を創設している自治体がありますが、財政の厳しい事態はできません。

県として助成制度の創設を求めますが、これは先日行われた公明党さんの代表質問でも同じ質問が出ましたので、要望のみとさせていただきます。

新型コロナウイルスの感染症が国内で感染されて4年目を迎えました。
緊急事態宣言による外出自粛や本人、家族の感染、医療機関のひっぱく等により、小学校6年生で接種する2種混合ワクチンや、満1歳と小学校就学前の1年間で接種する麻疹風疹ワクチンなどの定期予防接種の機会を逃してしまった人もいます。

そこで、新型コロナウイルス感染症流行下に定期予防接種を促した方への対応はどうしているのか伺います。

答弁

ワクチンへの助成についてお答えいたします。
定期接種の接種時期を逃した方への対応についてのご質問ですが、県では、ワクチンで防げる感染症を予防する観点から、新型コロナウイルス感染症の流行下においても、定期予防接種を控えることがないよう、広く県民に周知してきたところです。

また、国では、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、規定の接種時期に、定期接種を行うことができず接種を延期されていた方が、既定の接種時期ではない時期に接種を行った場合についても、定期接種として取り扱われるとしており、県でもこのことを市町村に周知してきたところです。

引き続き市町村と連携し必要な予防接種が行われるよう、県民に周知してまいります。以上です。

以上がワクチン助成についての質問と答弁です。

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活動報告会のお知らせ

7月29日(土曜)13時~ 小糸公民館 講義室
              君津市糠田55

7月30日(日曜)10時~ 生涯学習交流センター 会議室202
              君津市久保2-13-2

7月30日(日曜)14時~ 上総地域交流センター 会議室2
              君津市久留里市場192-5

8月 6日(日曜)15時~ 清和公民館 ホール
              君津市西粟倉57

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