感染者の増加とGotoトラベルの関連性。

コロナウイルス感染者の増加が続いています。
そんな中で一部見直しはしたものの、GOTOトラベルなどの事業を続けている事について批判も多く出ています。

感染者の増加とGOTOトラベルには関連性を示すエビデンス(根拠・証拠)がないと言う人もいます。
確かに現状でははっきりとしたデータ的根拠はないです。
これは「相関関係にない」事を示すわけではなく、これだけでは相関関係にあるとは言えないにすぎません。

論理的思考の人はデータを重視するので、「絶対に相関関係にはない!」となってしまいがちです。
こういう時に意外と感覚って重要だったりします。

はっきりさせるには感染者数やGOTO利用者数などの数値だけでは足りません。
行動した理由を聞き取る必要があります。
会食で感染した人に、「なぜ会食に行きましたか?」とか、
気が緩んだという人に、「なぜ気が緩んだのですか?」と質問する必要があります。

そしてもし、「GOTOやってるぐらいだからいいと思った」という答え多くがあれば、これが感染拡大の一因と言えます。
こういった「GOTO開始が心理的な影響を与えたことによる感染者数」を数値化できれば、感染増加との関係性がはっきりするはずです。
しかし現状ではこのデータはないし、公表されているのは実際にGOTOを利用した感染者数のみです。

でも多くの国民は感覚でわかっていると思います。
「今日どうする?メシ行く?」
「感染増えてるしやめとく?」
「GOTOやってるぐらいだから大丈夫でしょ。」
みたいな会話は想像がつきます。

まるで踏み込んだら戻せないアクセルのようです。
GOTOやりながら非常事態宣言とかあるのでしょうか。。
最も優先すべきことは医療の崩壊を防ぐことだと思います。

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