休校について

学校が休校となっておよそ2週間がたちました。
君津市ではやむおえない場合における休校中の児童生徒の預かりについて、対象学年を広げ柔軟に対応しています。

臨時休校に伴う児童生徒受け入れの対象学年拡大のお知らせ
現状では、市内全域の学校で80名前後の児童生徒を学校で預かっています。

市内の公立保育園では100名を超える園児が在籍している園も複数あり、学童保育でも多いところでは35名の児童を預かっています。
一方で山間部の小学校や中学校は全校生徒でも20名~40名という学校もあり、これらの小規模な学校は休校する必要があるのだろうかという疑問はあります。
今後は学校規模・立地特性なども考慮に入れて柔軟な対応をとっても良いと思います。

熊本では高齢者が外遊びしている子供をみて苦情の電話をしたというニュースが流れていました。
しかし、文科省は「子どもの屋外での運動等を妨げるものではない」という見解を示しています。
(↓朝日新聞3月11日より)
政府の休校要請を受け、自宅などで過ごしている子どもたちについて、文部科学省が「屋外での運動や散歩を妨げるものではない」とする見解を、全国の教育委員会などに示した。

文科省公式サイトのQ&Aにも次のように書かれています。
文科省公式サイト休校に関するQ&Aはこちら
問3 臨時休業期間中、子供たちの運動不足が心配ですが、どうしたら良いでしょうか。
A 臨時休業期間中は、子供たちは、人の集まる場所等への外出を避け、基本的に自宅で過ごしていただくこととしていますが、健康保持の観点から、子供たちの運動不足やストレスを解消するために運動の機会を確保することも大切であると考えており、日常的な運動や遊び(ジョギング、散歩、縄跳びやブランコ、滑り台など)を安全な環境の下で行っていただきたいと考えます。
 ただし、一度に大人数が集まって人が密集する運動や遊びとならないよう、感染拡大を防止する観点からの配慮が必要です。

本来なら重症化するリスクの高い高齢者の外出、集会、カラオケなどにも自粛要請などを出さなければつじつまが合わないような気がします。
麻生大臣は79歳、二階幹事長は81歳。
大物政治家と言われる方は高齢の方が多いです。

社会全体に公平で効果のある対策を望みます。