昨日の朝日新聞の記事です。
以下抜粋。
財務省が27日発表した2013年の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は11兆4745億円の赤字で、過去最大の赤字幅となった。火力発電のための燃料などの輸入が円安で割高になった半面、円安が追い風になるはずの輸出が伸びなかったためだ。
(中略)
輸出額は前年よりも9・5%増の69兆7877億円。円安で金額は増えたが、輸出の数量を示す指数は前年より1・5%減った。円安になると日本製品の競争力が増し、輸出が増えるのが過去のパターンだが、製造業の海外移転が進み、円安でも輸出が増えない構造になりつつある。
抜粋終わり。
朝日新聞デジタルのサイト
自分もてっきり輸出増により黒字になると思っていたので驚きました。そしてがっかりしました。
そんなに単純ではないんですね。
自国の通貨の価値を意図的に下げてまで、輸出中心企業(=大企業)にすり寄った政策をしたわけですが、結果がこれでは…。
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