行政対象暴力と刑法犯

2月になりました。
忙しかった一月があっという間に終わった感じです。
私は市役所や県庁に行って「情報開示請求」を行う事があります。
この手続きは誰でも行う事が出来ますが、依頼された情報を開示するかどうか、「30日」以内に返答するというルールがあります。
行政文書には様々な種類があり、ページ数も膨大なものがあり、その中で黒塗りの部分も決めていかなければなりません。
日数がかかるのも理解が出来ます。
これを「明日までに用意しろ!」と言った場合、「行政対象暴力」になります。
刑法犯では「強要」です。
「ルールを曲げろ!」(=違法行為)と要求していることになるので、職員の態度に怒るとかというレベルではありません。
怒鳴る、大声を出す、長時間居座る、などは「公務執行妨害」や「職務強要」「威力業務妨害」などの犯罪になります。
しかし相手は市民ですので、多くの場合は行政職員ががまんをしてしまいます。
ですが行政側が「行政対象暴力」として訴えず、がまんして要求に答えてしまう事で、ルールを守っている人の事務手続きが後回しになっていたら…。
また、「明日までにやれ!」という強要に答えるために残業をした場合、その人件費は市民の税金です。
怒鳴られ続けて、モチベーションが下がったり、辞めてしまったという場合も、市や市民にとっては損失でしかありません。
一部の「行政対象暴力」をする人により、良識ある市民が被害を受けているとも言えると思います。
という事は市民にも行政対象暴力に対して告訴権があると考える事が出来ます。
行政が毅然とした対応ができないというならば私がやるまでです。