先を越されてしまった。。

まずは3月議会の議事録から一部を紹介します。
長文なので一部編集しています。

(須永)
圏央道の木更津東インターを通過する高速バスには、品川・羽田と大多喜、浜松町と勝浦、横浜と茂原を結ぶ路線があります。
そこで、JAおびつ味楽囲に隣接するバスストップを建設し、これらのバスを呼び込んではどうでしょうか。
都心部からゴルフ、観光に来る層を広く呼び込むための起爆剤となると考えますが、見解を伺います。
(部長)
高速バスの関係については、圏央道の開通により外房エリアから都心へのアクセスが向上されたことから、茂原・東京間などの新たな高速バス路線が開設されたほか、近隣の大多喜町ではバス事業者に補助金を交付しながら羽田空港・品川行きの高速バスを運行しております。
 小櫃地区にバスストップを建設して、これらのバス路線を呼び込むことは都心からの利用者の増加に寄与すると考えられるものの、運行ルートの変更や費用負担の発生などに伴うバス事業者との協議を要するほか、各路線の所要時間が長くなるなど従来から利用している方の利便性の低下が懸念されます。
(須永)
今大多喜町はバス事業者に一般財源投入しているわけですよね。だから、君津が例えば半分出すよとかいったら、大多喜町にとっては、ちょっと財源圧縮できるわけです。だから、そういうことをうまくやって、1回ちょっとこっち寄ってよというふうにしたら、交渉の余地はあると思うんですけれども、どうでしょう。ちょっと再度見解をお願いします。
(部長)
バスストップ整備して路線を呼び込むということになりますと、利用者の増加が期待できるというふうには考えますが、当然市の負担もある話でございますので、利用者等の増加ですとか、都心のほうから来る観光客のニーズ等も踏まえて、総合的に検討する必要があると考えております。
(須永)
もしうまくたの里に、先にバスストップできたら、私絶対言いますからね、ほら見たことかって。
動くだけならまず動いてみればいいんです、多分商人の嗅覚ある人は、もし木更津市なんかでも、うまくたの里にバス停めちゃおうと思う人、絶対いると思いますよ。
あとは動きの早さと行動力ですから、本当にそこは頑張ってもらいたいと思います。

というやり取りが3月議会でありました。
議事録原本はこちらから読むことが出来ます。

で、5月に木更津市のホームページを見たら…
「 茂原・木更津区間の高速バス実証運行を実施します!」
 圏央道の利活用による利便性の向上及び木更津金田バスターミナルのハブ化推進並びに道の駅「木更津 うまくたの里」を拠点とした富来田地域の活性化を図るため、関係市町の広域連携により茂原・木更津区間の新たな路線の実証運行及び調査を行い、高速バス路線の拡充に寄与することで、地域住民の交通の利便性向上を目指します。

だって。
ほら見たことか。
できない理由を並べ立てている間にお隣の市は動いている。

木更津市ホームページ、高速バス実証運行事業

千葉県議会議員 すなが和良 について

千葉県議会議員 無所属46歳 東海大学卒  群馬県伊勢崎市生まれ 元君津市議会議員4期 防災士 千葉県災害対策コーディネーター まじめに、ひたむきに、謙虚さを忘れずに頑張ります! 
カテゴリー: 07.議会, 08.一般質問, 54.公共交通, 70.観光振興, 市政について パーマリンク