いじめ被害者を別室、加害者の13倍

私が所属する政策集団「千葉新政策議員団」の代表質問がありました。私たちが継続して取り組んできたいじめ問題について、はじめて別室指導の実態が明らかになりました。

県はいじめ問題に対し、別室指導などをおこなっているという説明をしてきました。

今回、水野県議の「別室による指導の実態は、加害者を別室にする場合と被害者を別室にする場合、それぞれ何件か?」という質問に対し、

「本県の公立学校において、令和5年度に別室で加害児童生徒に指導等を行った件数は87件、被害児童生徒に対し別室の提供などした件数は1、145件となっている」という答弁がありました。

被害者側が教室を去るケースが加害者側の約13倍あることが明らかになりました。

圧倒的に被害者側が教室から去るケースが多い結果になっています。本来去るべきは被害者でなく加害者のはずです。

県教育委員会からは、「いじめなどの問題行動を繰り返す児童生徒に対しては、正常な教育環境を回復する上で必要な場合、躊躇なく出席停止の措置をとることを周知しており、引き続き、毅然と対応していくよう、市町村教育委員会を指導してまいります」との答弁がありました。

↓2023年9月26日のブログ

いじめ加害者には出席停止を。

↓この問題には昔から取り組んでいます。2017年9月6日のブログ

いじめ加害者の出席停止について。