ワンイシューは悪か?

N国が話題になった事でワンイシュー(一つの論点)というやり方についても議論がされています。

ワンイシューについて考えてみると、二通りあると思います。
・選挙の時にわかりやすさや他候補との違いを出すために戦略的に一つの争点だけにしている。
・本当にその一点だけをやりたくてやってる。

前者は戦略的にやってることですので上手くいくとは限りませんし、戦略は自由です。

ここでは後者について考えていきます。
国防、財政、教育、福祉、などなど様々な分野がある中で「一点だけ」というのはどうなのか。
個人的な意見としては、
「良くはないけど最悪ではない」と思います。

それは、ワンイシューすら無い国会議員さんも多いからです。
「どうしてもこれだけは実現したい」「離党することになってもこれだけは譲れない」
という自分の信念が無い人がほとんどではないでしょうか。

例えば野党の例を取ると、
昔民主党は「消費税増税は議論すらしない」と言っていました。
しかし政権を取ったら増税。
この時信念ある議員たちは離党していきました。
で、増税に賛成し民主党に残った議員が今は立憲に移動し増税反対を唱えています。

自民党も同じようなことです。
種苗法廃止、水道法改正、漁業法改正、国有林法改正など大規模な法改正が続いています。
保守とはとても言えないような新自由主義的な抜本的改革です。
保守本流の信念がある人なら離党者がでてもおかしくありません。
しかし何をしても自民党は分裂しません。

どちらも政策的信念や理念ではなく、選挙で勝つために有利な立ち位置を求めているのだと思います。
国会議員であり続けることがワンイシューになってしまっているのではないでしょうか。

国民から見ると、
ワンイシューであっても熱意ある人と、
ワンイシューじゃないけど保身に走っている人、
という二択になってしまった場合、前者を選ぶ人も多く出てくるのだと思います。

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