連合と経団連の関係。

「連合」とは日本労働組合総連合会の略であり、つまり、一人一人の労働者の集まりです。
昔は、経営者の集まりである「経団連」とは対立的な立場にありました。
この経営者の集まり(=一部の超富裕層)である経団連が推し進めるTPPに、労働者の集まり(=おもに中間層)が賛成しているという構図は異常だと思います。
前の衆議院選挙の時は「民主党が利権構造を壊す」という流れがあり、脱利権は経営者にも労働者にもプラスになる!という事もあり、経団連も連合も民主党を応援しました。
しかし、残念ながら利権に取り込まれてしまいました(T_T)
今回のTPPは決して労働者のためにはなりません。
「輸出が増え、企業の業績が上がれば給与も増える」なんて言うのは経団連にだまされています。
TPPは物だけでなく、資本、人も自由化されます。
東南アジアから安い労働力(人)を雇用されて、自分の仕事を奪われるのです。
実際にアメリカの労働団体はTPPに強く反対しています。
民主党を離党した山田元農水省のブログにアメリカを訪れたときの事が書いてあります。
こちら。労働組合に入っている方はぜひ読んでください。
大企業や多国籍企業にとって、労働力は安ければいいのです。
日本人である必要はないのです。
効率化・合理化を求めていけばそういう考えに行きつくのです。
私は常に市民目線・労働者目線を心がけています。
労働者の皆さん、労働組合・連合の幹部の方、どうかTPPについて経団連に洗脳されないでほしい。
上からの指示でなく、自分たちで考え行動をして欲しいと願います。
「交渉すれば大丈夫」と思っている方、あなたのガン保険は外資系ですか?
もし外資系なら、それは日本とアメリカが交渉しても条件など付けられない事の証明です。