遺族会に思う。

遺族会というのは戦没者のご遺族が構成する会です。
国外で亡くなられた方の遺骨収集活動や遺族に対する弔慰金を求める活動をしています。
遺骨収集活動などは若い人も多く参加するべきだし、教育という観点からも広く周知すべき事でもあると思います。
しかしながら、遺族会は特定の政党(自民党)を応援していて、その事が若い人の参加などにブレーキをかけている面もあると思います。
また、社会福祉協議会から補助金を受けている団体という側面からも、あまり政治活動を表に出すべきではないと思います。
先日の君津市遺族会新年会においても、夏の参議院選で自民党の〇〇候補をよろしく。と千葉県の遺族会の方から挨拶がありました。
日本遺族会の会長は自民党参議院議員の尾辻秀久議員ですから、そうなるのでしょう。
犠牲となった戦没者の方々の願いをかなえるため、
・遺族の幸せのため弔慰金の継続
・国外の遺骨を母国へ帰す
というのは素晴らしいと思います。
この活動を広げるためにも、政治活動は別組織、たとえば「遺族会政策研究会」などで行う事とし、「遺族会」は全方位外交をした方が良いのではないかと思います。
日本の右傾化が叫ばれています。
憲法が改正され、徴兵制度ができ、もう一度戦争をする。
戦没者の想いはどこへ。