富津市が財政破たん?

今日の千葉日報の記事です。
富津市が財政破たん?
8月30日の朝日新聞にも同様の記事が出ていました。
富津市は財政力指数が高い。
富津市が破たんするくらいなら、他市も破たんするはず。と思う方もいるかもしれません。
問題は人件費、物件費などの経常経費と、社会保障費の増加、そして借金の多さです。
自治体は財政状況が悪くなっても、債券を発行(=借金)して運営することができます。
でもその債権発行も限度があります。
今回の記事にあるように、将来、財政調整基金が無くなる見込みの団体はたくさんあります。
でも、富津市は将来負担比率が高く(借金が多い)、借り入れができず、財政再生団体に転落する見通しだという事です。
富津市の中期財政見通しはこちら
「安定した沿岸部からの税収があり、財政力指数が高いから破たんするはずがない。」
という考えが間違えである事を、君津市民も学ばせてもらった記事だったと思います。
君津市の議会一般質問が終わる前に記事になっていたら、質問内容も変わっていたことでしょう。
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