今、君津市生涯学習交流センター(市役所横)では星野富弘 花の詩画展を開催中です。
昨日11日には、「友人星野富弘を語る」と題して講演が行われました。
星野さんは群馬県勢多郡東村の出身。
私は群馬県佐波郡境町の出身。
私の母は星野さんと同じ群馬大学教育学部で数年先輩になります。
群馬県人が海を見たときの話や谷川岳の話は非常に身近に感じられました。
頚椎損傷でありながらあれだけ見事な絵と詩を書くことに、感動し、周りの家族・友人の支えと言うのは素晴らしいものだと感じました。
母の事を書いた詩が多い中で、少しだけある父の事を書いた詩。
「ヒヤシャンセが咲いたど」と書いてあったこの「ど」という群馬弁に自分の父の事を思い出しました。
私の父は今では考えられない教師でした。
下駄をはき、竹刀をもって校内を歩いていたそうです。
剣道部の顧問で礼儀に厳しく、かなり怖かったそうです。
家庭でも言葉づかい、態度に厳しく、恐怖の象徴であり絶対に逆らえない壁でありました。
ケーキを食べているところを見つかると「そんなもん日本人の食うもんじゃねぇ!」と意味不明に怒られたものです。自分は英語の教師(高校)なのに。
父は若いころどんなだったのか?母との出会いは?そんな事も聞けずに父は逝ってしまいました。
次に帰省した際には母にいろいろ聞いてみたいと思います。
星野さんのお父さんの話はあまり出てこないけど、何を想い、何を感じていたのか。少し調べてみたいと思いました。
星野富弘 花の詩画展は19日まで開催しています。
ぜひ、お子さんも一緒に行き、星野さんが頚椎損傷してから今に至るまでのビデオが上映されていますのでご覧になっていただきたいと思います。
塾を休ませてでも見せる価値のあるビデオだと私は思います。
星野富弘 花の詩画展 詳細