もともとの消費税増税法案には、富裕層の所得税率アップとか相続税率の見直しとか、高所得者に対する増税も条件として含まれていたそうです。
それを自公との協議でバッサリ切ってしまったのが修正案。
そういう増税案にすることで民主党は完全に分裂するだろう、と自公は修正させたわけです。
で、狙い通り分裂し、次は離党させないのはおかしいと詰め寄るのです。
(TPPでは自民党だって分裂しているのに)
時事通信のニュース
離党してくれれば大連立への道も開けるし、連立できなくても民主党が弱体化することに変わりはない。
さすが自民、政局には強い。
公明党もそれに乗り、解散を求めていくようです。
産経新聞ニュース
消費税増税法案は公明党の支持を大きく伸ばす最大のチャンスだったと思います。
「増税には反対!国難の時こそ、宗教法人の法人税優遇から見直すべきだ!」
と言っていたら惚れていました。
造反組の最後の一手は…。
参議院の採決まで日があります。
参議院の採決までの間に「内閣不信任案」を出す事です。
これには50名以上の賛同者が必要です。
参議院の採決前に「内閣不信任案」が出ると、
「大量の造反者が出るなんて、与党としての責任能力が無い!解散しろ!」
と言っている自公は非常に困ります。
賛成すれば増税法案は通らず、反対すれば信任したという事になってしまいます。
これで自民も分裂する可能性があります。
いずれにしろ政局のための増税法案(-_-メ)