ベクレルという単位の怖さ。

以前にも書きましたが、俗にいうベクレルという単位は1キログラムの重さの中に何ベクレル入っているか?という事を表しています。
11月1日の毎日新聞より
柏市では北部クリーンセンターの草木の保管場所が飽和状態になったため、南部クリーンセンターに移送して焼却するとの事です。
南部クリーンセンターの焼却炉は最新式であるがゆえ、焼却灰の量(質量)を減らすため、灰を凝縮する機能がついているので、キログラム当たりのベクレルは上昇してしまいます。
ここで考えなくてはいけないのが、
濃度の高い焼却灰が少量出るのと、濃度の低い焼却灰が多量に出るの、どちらがいいのか?
どちらも8000ベクレル以下なら産業廃棄物最終処分場に運んでしまうので一緒です。
あえて古い炉で焼いたり、ほかの物を混ぜて重くすれば、意図的に8000ベクレル以下にすることも可能です。
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