みんなの党分裂。比例の票って本当に政党の票?

みんなの党が分裂しましたね。
結党した時は、ひらがな効果を活かした画期的な政党名だと思いました。
離党にあたり、比例で当選した議員は議員辞職するべき、という話もあります。
確かに比例選挙では投票時に政党名を書きます。
なので「政党の力で当選した」という言い方も出来ます。
しかし、投票した人は、政党名で選んだのか、政策で選んだのか、雰囲気で選んだのか、何で選んだのかは書いてないのでわかりません。
多くの人が政策で選んでいてほしいですし、政策で政党を選ぶべきだと思います。
政策で選んで投票した人から見れば、政党の政策が180度変わってしまったら別の党になったのと一緒です。
比例で当選した議員であっても、辞職する必要はないし、離党して当然だと思います。
ただ、今回の件がみんなの党の政策が180度変わった、と判断するに値するかどうかはわかりません。
また12月中の結党は、「政党交付金目当て」との批判もあります。
確かにその通りだと思います。
しかし、これを報道するならば同時に、共産党が受け取りを拒否している分の政党助成金も他の各党で山分けしている事、使い残しは返納せず基金として積み立てる事が出来て選挙年にまとめて使える事、など現状を報道しなければフェアでないように思えます。
来年は3月から、南房総市市議選、鴨川市議選、木更津市長選、君津市長選挙、舘山市長選挙と県南地域でも選挙があります。
若い人の投票率が上がるような面白い仕掛けをできたらいいなと思います。