君津フルーツライン整備事業は、目標は10年間で200ha(ヘクタール)(ちなみに東京ディズニーランド51ha、東京ディズニーシー49ha)の果樹園を作る!
ということでスタートしました。(県道君津・鴨川線沿線)
現在4年間で1.82ヘクタールです。
あと100年たっても目標達成できません。
これは担当部が悪いわけではありません。
スタート時から無理があったけど、市長の肝いり事業で仕方なく進めてきたのだと思います。
「果樹」にこだわったためにメロンやスイカは対象外です。(イチゴはようやく今年から対象。)
なので利用者が増えず、それでも何とか実績を作るために「ギンナン」や「うめ」にもお金を出しています。
しかも観光農園や直売所でなく、「出荷するだけ」でも補助が受けられるようになっています。
つまりフルーツライン整備事業でありながら、結果として観光農園でもないギンナンやウメなどの農地が広がるだけという事もあり得ます。
これが観光客の呼び込みにつながるのでしょうか?
市長肝いりの事業という事で多額の不用額(使わなかった予算)を出しながらも毎年200万円の予算が組まれています。
その陰で、寝たきり老人や重度障害者への福祉予算は削られているのに・・・。
皆さんは「フルーツライン」と聞いてどんな景色を思い浮かべるでしょうか?
私は直売所がならび、もぎ取りなどが出来る観光農園が続いている通りをイメージします。
今後もこの施策を続けるなら・・・
そのイメージを具現化するための制度に変えるべきです。
シンプルに直売所を出す事に補助。観光農園を開設することに補助。
とすれば、小櫃や久留里の農家だって出店でき、イチゴ・メロン・トマト・スイカ・トウモロコシ、野菜を並べたっていいと思う。
他市の農家だってどんどん出店していいと思う。(企業誘致的に考える)
メロンが野菜か果樹かなんて小さな事。
観光客が車を止める、にぎやかな通りにする方向でなければ、今後も予算を組む必要が無いと思います。