昨年の12月議会、フルーツライン整備事業についての質問をしました。
このフルーツライン整備事業、補助金によって直売所や観光農園を君津インターから房総スカイライン入口に集中させることで、「君津フルーツライン」を形成し、観光客を呼びこもうとスタートしました。
しかし、全く結果が出ず、毎年予算を組んでも執行できず、多額の不用額(使わなかったお金)を出しています。
私はぎんなんやうめに補助金を出す事は当初の目的と違い、「無駄遣い」だと思います。
このまま無駄遣いを続けるのではなく「事業終了」という選択をすべきだと質問しました。
しかし答えは・・・
なんと、来年はさらに広げる方向だそうです!成果出てないのに!
あらたに追加されるのは、
・国道410号バイパス沿道
・国道410号沿道
つまり、フルーツラインのラインが増えるって事になります。(笑)
以下はその後の質疑の概略です。正式には議事録または動画をご覧ください。
12月議会の質問動画はコチラ。
須永 「集中させて観光客を呼びこもうという目的と逆行するのでは?」
部長 「国道410号バイパス沿道は君津市マスタープランで観光農業の振興を位置づけている」
須永 「国道410号バイパス沿道は確かに君津市マスタープランで位置づけられているが、国道410号は位置づけられてないですよね?マスタープランってそんなに軽い物なんですか」
なぜ君津市マスタープランに載っていない国道410号沿道を新たにフルーツラインに加えるのか?
成果が出てないのに、房総スカイライン入口から先にフルーツラインを広げようとするって事です。
猿もイノシシも出るし、農業者が減っている中で、です。
いったい誰が得をするのか?
市に還元される見込みがないのに、ごく一部の方のために税金を使う事は許されません。
(仮称)清和観光交流センターの事業となにか関係があるのでしょうか?
この事業の今までの総予算約996万円、執行額約101万円、不用額約896万円です。
そのうち市内にフルーツラインだらけになるかもしれませんね。