小名浜地区ボランティアセンターは4月19日に立ち上がったばかり、「遅い」と思う人もいるかもしれません。
今まではいわき市ボランティアセンターとして活動はありました。
しかし広大ないわき市を一つのボランティアセンターでは、見きれない。
こまかな要望を吸い上げる事がむずかしかったり、小名浜地区からいわき市ボランティアセンターまで物資を取りに行くには遠く、時間、燃料が効率的ではない。
というような理由から、各地区ごとにボランティアセンターができるようになったそうです。
ボランティアセンターができる前から、仲間で個人的にボランティアをしていた方に話を聞きました。
「センター」として立ち上がると、してはいけない事が増え、書類、フォーマット、立ち会いなどボランティアを行う上での手順が増え、スピードが落ちるそうです。
しかし、ボランティア保険に加入するため、行政と連携するために「センター」にしたそうです。
「屋根にブルーシートをかけて欲しい」と言われてもボランティアセンターでは高所作業は絶対やりません。
「いいですよ」と言ってすぐに2,3人集めて対応する、そんなボランティア団体もボランティアセンター以外に必要となります。
物資はかなりあふれていました。置き場に困っているようでした。
避難所の方は、週に一度しかお風呂、洗濯ができないという方が多かったです。
津波のごみは道路に出しておけば国が回収。
地震のごみは集積場に持って行き、市が回収。だそうです。
集積場まで運んでほしいという要望、側溝の泥を取ってほしいという要望が多かったです。