「がれき」の広域処理は必要なのでしょうか。

君津市にある産業廃棄物管理型最終処分場は容量107万立方メートル。
(これから考察するのは放射性物質を含まない通常の「がれき」についてです。) 
東日本大震災で未処理の「がれき」は2100万トンと言われています。
これを体積で表すと、1050万立方メートル。
数値はこのサイトに載ってます。
東京ドーム8.5個分だそうです。
この数字を見て私は「本当に広域処理が必要なの?」と思ってしまいました。
君津市にある処分場が10個あれば1070万立方メートル。
全部入ってしまいます。
被災した東北に公設で作る事で、雇用も生まれ移動する費用も節約できます。
理想論かもしれませんが、
他県の人が「がれき」を扱うのと、地元の人が「がれき」を扱うのとでは扱い方が変わってくると思います。
地元の人が「がれき」を扱えば、写真などの遺品等が遺族に返されるケースも増えるのではないでしょうか。
私たちが「がれき」と言っている物は、
お気に入りの茶碗や履いていたクツ。
身長を刻んだ柱や待ち合わせしたベンチ。
「がれき」って言う部分を「思い出」って変えて新聞を読んでみてください。