前回、山本太郎議員の行動について個人的な意見を書かせていただきました。
その後ニュースを見ていたら委員会に置いて、「国会議員になって初めての質問をさせていただきます」と言って原発問題について質問をしていました。
一度も質問をしていない段階で手紙(直訴?)しちゃったの!?
と驚きました。。
質問内容は良いと思いましたし、他の人が言えないようなことを質問することに国会議員山本太郎の価値があるのだと思います。
いただいた議員という役割を失うような行動は慎むべきです。
山本太郎議員が質問内で言っていた中に、東日本あるいは日本全国といった広域的に尿検査等をするべきという意見がありました。
これは賛成です。
まずは東日本から検証をしてみる必要があると思います。
以下は2012年8月22日の毎日新聞から抜粋です。
市場に流通しない自家栽培の野菜を食べた福島県の70代男性2人が、比較的高い1万ベクレル超の放射性物質を取り込む内部被ばくをしていたことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。
~中略~
2人の男性は、同県川俣町と二本松市在住。今年7〜8月、内部被ばく量を測定する装置「ホールボディーカウンター」を使い、体内の放射性セシウム(134と137)の量を調べた。その結果、川俣町の男性からは1万9507ベクレル、その妻からは7724ベクレルが検出された。二本松市の男性の内部被ばく量は1万1191ベクレル、妻は6771ベクレルだった。いずれも東京電力福島10+件第1原発事故で放出された放射性セシウムを食品から取り込んだとみられる。
~略~
抜粋終わり
福島県外でも、広範囲にわたり様々な農産物から放射性セシウムが検出され、出荷停止等になっています。
ホールボディカウンターや尿検査等による、体内の放射性物質の検査を広域的にやらない事の方が筋が通っていないと思います。
千葉県内の可燃ごみ(生ごみ=食べ残し等も含む)を焼却した灰や、下水(尿や便も含んでいる)処理場汚泥から高濃度の放射性セシウムが検出されているという事実があります。
これは、千葉県内に住む私たちの体内にも少なからず放射性セシウムがある事を表しています。
記事中の川俣町の男性は1万9507ベクレル。
失礼な話で申し訳ないですが、成人男性の遺骨は約2キログラムです。
仮に、この方がお亡くなりになると約9750ベクレル/㎏のご遺骨となり、国が指定する指定廃棄物の基準、8000ベクレル/㎏を超えます。
当然、ご遺骨は廃棄物ではありませんので、放射性物質の特措法などにはひっかかりません。
測定も義務付けられていません。
普通に納骨する事も、散骨する事もできます。
ご遺骨を測定するというのは、非常に嫌な事です。
でもやらなければいけないような事態に陥っているのかもしれません。