東京都豊島区が千葉県富津市に特別養護老人ホーム。

犠牲になった湯川さん、後藤さんに謹んでお悔やみ申し上げます。
人質事件の残酷な動画。
シェアしたり、動画から静止画にして保存して再度アップしたり・・・
完全にネット上から削除することは不可能かもしれません。
後藤さんの二人の娘さんが大きくなってからその動画を目にすることが無い事を祈ります。
さて、今日の日本経済新聞に東京都豊島区が千葉県富津市に特別養護ホームを計画していると書いてありました。
以下抜粋。↓
 東京都豊島区は4日、区内で不足する特別養護老人ホーム(特養)を千葉県富津市に設ける構想を明らかにした。同市内に持つ全寮制の児童向け施設の跡地転用を検討する。100床程度の規模で2019年度の開設を目指す。同日発表した15年度予算案に調査費約200万円を計上した。
 豊島区の特養の入居待機者は現在約500人に達する。高齢化で特養の需要は今後さらに高まるが、区内では地価の高さなどから施設用地の確保が難しいため、区外に目を向ける。自治体の枠を超えた遠隔地での特養整備は杉並区が先行しており、静岡県南伊豆町で17年度の開設を計画している。
抜粋終わり。
日経新聞の元記事はコチラ。
今富津市の介護施設では深刻な人手不足です。君津市も同様です。
雇用が生まれる事は良い事ですが、さらなる人手不足が懸念されます。
同じ人手不足の業界として看護職があります。
看護師の育成のために公金を使い奨学金制度が設けられています。
「君津中央病院看護師等養成奨学金制度」といい、月額5万円、一定期間中央病院に勤務すれば返済が免除されます。
このような制度が介護業界でもできないでしょうか?
介護も看護同様に地域に欠かせない事業となりました。
看護師と介護職では資格の「格」が違う、社会的なステータスが違うという意見もあると思いますが、それが公金を投入しない理由にはならないと思います。欠かせない事業でありながら人手不足という点は共通です。
一市単独で考えず、君津富津の介護施設で一定期間働き、特定の資格を取得する事、などを条件に奨学金を出す事で人手不足の解消と同時に、介護職を志す若い人を全国から呼び込めるのではないでしょうか。
「介護職を目指す若者応援奨学金制度」
なんてネーミングでどうでしょう?
中央病院の奨学金制度の詳細はコチラ