県議の存在意義。

県議選が終わりました。
マスコミから批判を受ける国会議員、地元からチェックを受ける市議会議員。
それと比べると、県議というのは何となく中間で具体的な仕事が見えてこないような気がします。
国会議員や市議会議員に対する定数削減の声は上がっても、県議に対してはあまり聞こえてきません。
民主党の田嶋要議員のツイートでは、(以下抜粋)
銚子市と印西市では、銚子市の人口の方が少ないのに、県議会議員の定数は銚子市は2名、印西市が1名。
常識的にはあり得ないことが、ずっと続いている。なぜか?
答えは簡単。銚子の2議席は自民党で占められているからだ。
身を切る改革は絶対にやらない、それが今の千葉県議会の鉄則だ。
(抜粋終わり)
と言っていました。
銚子の人口6万4878人で定数2、印西市の人口9万1487人で定数1。
なるほど、確かに印西市の方が人口が多い。
でも君津市も人口8万6731人で定数2です。
上記の田嶋議員の理論であれば、自民と民主が一議席づつ分け合っている君津市選挙区は定数削減ができる事になります。
※平成27年3月1日最新の市町村別人口
本当に民主党に身を切る改革が出来るか・・・楽しみにしたいと思います。
選挙中に私が興味を持ったニュースの一つは・・・(以下抜粋)
 千葉県議選の市原市選挙区に民主党公認で立候補した元同市議会議長の竹内直子氏(45)が、安倍晋三首相とのツーショット写真を掲載したチラシを支援者に配布し、同党県連から厳重注意を受けたことが4日、分かった。
 写真は、竹内氏が全国議長会の活動で安倍首相と面会した時のもの。議長時代の活動を報告するために支援者がチラシとして作製し、竹内氏自らも数十枚を配布した。
 その一部がインターネット上に出回ると、竹内氏の事務所には支援者から「なぜこのようなものを配るのか」といった問い合わせなどが数十件寄せられたという。
 千葉日報社の取材に竹内氏は「反省している。私の不徳のいたすところ」と陳謝。党県連の小西洋之選対委員長は「党や関係者に迷惑を掛けた」とし、厳重注意をした上で党本部にも報告したことを明らかにした。
(抜粋終わり)
今回の県議戦でも、民主党から高額の公認料を貰っていながら、ポスターに民主党マークを一切書かなかったり、連合推薦の表記を全くしないような候補者は他にもいます。
市民に「〇〇党ではないような印象を与える」というのは、商品でいう所の景品表示法違反に近いと私は思います。
ちなみに私は今どこの政党にも属していません。