君津市の家計簿チェック。

3月26日に行われた、はじめての財政学習講座(八重原公民館)の議事録が市のホームページに掲載されていました。
「君津市の家計簿チェック~あなたもできる財政分析のポイント~」
講師:大塚 成男 教授(千葉大学大学院人文社会科学研究科)
以下に議事録から一部抜粋します。
そして、実は指数が1くらいの団体が一番厳しい。1より低いところは国からお金がもらえるが1の団体は国からお金ももらえず、自力でなんとかしなければならない。
この地域で言えば袖ケ浦は少し前に財政危機宣言を出し、富津も財政が危機的状況にある。これら共通しているのは財政力指数がほぼ1であるということで、財政力指数が1あるから大丈夫とは言えない。
(抜粋終わり)
君津市のホームページから全文を読む事が出来ますのでぜひご覧ください。
財政学習講座の議事録はこちらから
そして、この大塚教授の話を聞ける機会が、5月14日にあります!
題 名 君津市の公会計から見える現状と今後について
日 時 平成27年5月14日(木)午後3時30分から午後5時まで(受付は午後3時から)
場 所 君津市立中央図書館 2階 視聴覚室
詳細はコチラ。
君津市は福祉に関する様々な予算を削り始めています。
所得制限をしたり、給付金額を減らしたり、他市より手厚かった部分を削っています。
「財政がきびしい」という事を職員はみんなわかっています。
まずは「財政危機宣言」なりを出してから手を付けるべきだと考えます。
なぜしないのか?
もししたら、清和観光交流センター(仮称)の建設も止めなければいけなくなるからです。
清和観光交流センターは建設費で市税2億円を使う予定です。
本当に必要でしょうか?
清和地区には何が必要とされているのか。
小中一貫校の整備や、スクールバス・公共交通網の整備になどにお金をかける事の方が望ましいのではないでしょうか。
大塚教授はこうも言っています。
(以下抜粋)
25年度の地方税収入は20年度に比べると26億円超減少し減少率は13.4%で、これは県内の自治体で最悪の減少率である。大元になる収入額がガクッと下がっているがこれには様々な理由があり、不景気や鉄鋼関連企業の税収、住民の高齢化(退職)によるところもある。
こういった状況のなかでどうしていくのか。
少なくとも20年度の感覚のままでお金を使うことはできない。
※今日の新聞に「広報きみつ」「議会だより」が折り込まれています。
ホームページからも読む事が出来ます。
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