今日昼間に少しテレビをつけてみたら、TBS噂の現場で、千葉市の指定廃棄物処分場の事を取り上げていました。
候補地が「千葉市」と発表されたときから思っていた事を今回は書きます。
しかし、私が勝手に思っているだけで妄想だと思ってください。
まず、環境省がいきなり発表した。という事になっていますが、千葉市長に事前に話をしない事はあり得るか?
あり得ると思います。これが自民党の公認をもらって自民党の支部長とかになっている市長なら必ず事前に話を通すと思いますが、熊谷市長に関しては非自民系ですので事前通告は無いと思います。
では、自民系の森田知事には環境省から事前に話があっただろうか?と考えました。
これは必ずあったと思います。自民党という党はその辺の筋道はきっちりしているので、森田知事にも話をしなかったという事はあり得ません。
この「指定廃棄物の処分場候補地を千葉市にする」という選定はかなり政治的だと思います。
これにより森田知事が最も恐れる「熊谷市長の知事選出馬」は無くなったと思います。
処分場を受け入れて知事選に出馬すれば・・・途中で放り投げた、無責任と言われる。
処分場に反対して知事選に出馬すれば・・・他の解決策を明示しなくては行けなくなる。他市からの批判もうける。
この問題は1、2年で片付くような問題ではないので、熊谷市長を千葉市にはりつける絶妙な一手になったと思います。
また、扱い方次第では大きな問題となるため、千葉市長のイスを取り返したい自民党系議員さんにとってもチャンスとなりました。
この一手、はたして環境省が考えたのか、それとも・・・。
さて、たまたまこの記事を書いている今日は市原市長選挙の投票日です。
候補者の中には隣の千葉市が選定されたことに対し反対している人もいるようです。
しかし、市原市議会はとなりである君津市の産業廃棄物最終処分場(放射性物質を含む廃棄物も搬入している)の拡張に対する反対の陳情書が提出されたとき、採択しませんでした。
つまり、隣の君津市に国内最大規模の産業廃棄物最終処分場が出来てもかまわないというスタンスでした。
千葉市だと対応が違うのでしょうか?
さて、今後はどうなるのか。
熊谷市長の采配に期待いたします。
想像力豊かな須永でした。(^^)v