2023年を振り返る。

今年は多くの人に助けられた年でした。感謝の多い年でした。

議会活動を振り返ると、6月には県議会初の一般質問をすることができました。

議会で質問する権利は議員だけに許されたものです。
行政に提言して動かしたりすることは議員じゃなくてもやる方法はあります。
しかし議会での質問と議決は議員でなくてはできません。なので私は議会一般質問を課題解決の正攻法として大事にしています。

今年の成果として、小糸川の河川整備が前に進んだことがあります。

小糸川の江川合流点付近の堆積土砂の撤去と、市宿地先において崩落した法面についての質問に対し、「順次堆積土砂の撤去を実施していく」との答弁と市宿は境界確定のための測量が行われました。

河川内の樹木の伐採や土手の修復など、その都度対応してもらった案件も多くありました。

また、国の緊急浚渫事業債は令和6年度までであり、市議の方からも心配をする意見をいただきました。これについては千葉県としても期間の延長を要望しており、担当課は令和7年以降も同等の制度が見込まれるのではないかとの見解でした。

今後、小糸川水系と小櫃川水系の河川整備計画の策定を求めていきます。

小糸川の管理に関する質問と答弁 | すなが和良アルパカ日記 (sunaga-kazuyoshi.com)

市内産業廃棄物最終処分場についても動きがありました。

県は6月の一般質問において内部保有水が土堰堤から滲出していることを認めました。

さらに改善命令を出すように9月常任委員会でも追及、県の論理矛盾を明らかにしました。

法律や省令は健康被害を出さない事等を主旨としています。土堰堤から滲出しても合法という事になれば揮発性の有害物質を含む保有水が堰堤表面を流れてもいいという事になります。

環境省令の「埋立地からの浸出を防ぐ」という文言は土堰堤内側からの浸出を防ぐと考えるのがあたりまえです。担当課は「外部」には出ていないという答弁でしたが、条文には「外部」という言葉は書いてないという私の指摘には答えられませんでした。

もはや改善命令を出すしかない状況となり、その後、事業者から県に対して第一期処分場の埋立地改善工事計画書が提出されました。

今後この改善工事計画書の実現性について議論をしていくつもりです。

処分場土堰堤から内部保有水が浸出している。 | すなが和良アルパカ日記 (sunaga-kazuyoshi.com)

産業廃棄物最終処分場について質問と答弁 | すなが和良アルパカ日記 (sunaga-kazuyoshi.com)

そのほかにも、いじめ加害生徒の出校停止について、職員へのハラスメントアンケート実施や道路の除草要望、交差点の安全対策、市街化区域の拡大、知事への政策提言など、多くの事を実現・実施できたと思います。

しかしまだまだ、令和6年もおごらず、ひるまず、謙虚に議員活動をしていきます。

みなさまよいお年を!