市内産業廃棄物処分場の差し止めを求める仮処分申請を却下

市内産業廃棄物最終処分場の三期増設について、増設工事の中止と創業の差し止めを求める仮処分申請を市民団体がしていましたが、19日、千葉地裁は却下しました。
住民側は即時抗告しましたので、今後は東京高裁にて争われます。

以下は東京新聞Webより抜粋。
「君津の産廃処分場差し止め 地裁、仮処分申請を却下」
 小櫃川(おびつがわ)源流域にある産業廃棄物最終処分場の運営会社「新井総合施設」(君津市)に対し、住民ら二百八人が埋め立て地の増設と操業の差し止めを求めた仮処分申請について、千葉地裁(高瀬順久裁判長)は十九日、却下する決定をした。住民側は決定を不服として、近く東京高裁へ即時抗告する。
 処分場は二〇〇四年に稼働開始した「君津環境整備センター」で、有害物質を含む産業廃棄物を埋め立てている。敷地内で埋め立て地の増設工事が進んでおり、二二年八月までの完成を予定している。
 住民側は「増設により有害物質が漏れ出し、住民の健康が侵害される」と主張していた。決定は「有害物質流出の恐れはないことが推測される」との判断を示した。
抜粋終わり。
右側のカテゴリ「市内の産業廃棄物最終処分場」から過去記事を読んでいただければ今までの経緯がわかります。

残念ですがまだ終わりではありません。
県を相手とした行政訴訟も継続中です。

17日には市長の施政方針があり、その中で環境問題についても触れています。

石井市長は、千葉で行われた産業廃棄物処分場増設に反対するデモ行進の先頭に立って歩いた方です。
今はどのように考えているのでしょうか。
そのあたりを3月の一般質問で聞いてみたいと思います。