トマト生産施設の次はレタスの生産施設!

今オランダ式の施設栽培でトマトや野菜を栽培する事業に大手の資本がどんどん入ってきています。
オランダは狭い面積ながら農産物の輸出額はアメリカに次いで世界第二位。
このオランダ式の栽培方法とは、ハウス内に様々なセンサーを取り付け、温度、湿度、光、二酸化炭素の量を検知し、コンピュータが植物が最も効率よく光合成が出来るような環境を自動的に作り出します。

そんな施設ですから初期投資もかなりかかります。
その投資する立地条件の良い場所として大手企業が目をつけているのが君津市です。
上湯江に建設中のトマト栽培施設も30億円以上。
さらに今度は泉地区にレタスの栽培施設(20億円以上)が建設される予定です。

なんと一日に1万5000株を出荷予定。
社員・パートあわせて70人~80人を雇用する予定。
十全社さんのメモリアルホール君津の近くです。
平成31年から栽培開始の予定です。
君津市ホームページより「強い農業づくり交付金を活用した泉地区のレタス栽培施設について」

都心に近い君津市。
傷みやすい葉物野菜などを栽培することで、他の地域より新鮮で輸送コストも安く提供できることが魅力なのでしょう。
君津市にとって、これは間違いなく伸びる分野です。
市は大型の自動車でも通れるような道路整備を進めていけば、あとは嗅覚鋭い商人の方が来てくれるでしょう。

農地転用がしやすい地域に利便性のいい道路網を形成していくことが発展のカギとなりそうです。