昨年から君津市議会はペーパーレス化のためタブレットを導入しました。
個人的には非常に便利になりました。
出欠はカレンダーアプリで出席、欠席を選択するだけ。
連絡・報告事項もラインを使い、会派、委員会ごとなどグループを使い分け効率的に送れます。
紙代、郵送代、議会事務局の手間などを考えるとかなり効率化されたと思います。
何よりその場で議事録を確認したり、他市の事例を調べたりすることが出来、議員としての調査能力が格段に上がりました。
アプリを使って効率的に連絡等が出来るようになった事により、会派の存在理由が一つ消えました。
また、出欠の報告同様にアプリを使えば議案に対する賛否を集計できます。
会派拘束をかけて議案に対する賛否を会派でそろえている場合は、「会派の会長に同じ」という選択肢を作ってしまえばその人はいらなくなります。
選挙において市民は会派を選んでいるわけでなく、議員個人を選んでいるのですから賛否を会派で拘束するというのは市民の意に反しています。
「会派」は現状では議長、副議長、委員長など議会内のポスト争いのために存在している感が否めません。
そしてこの「議会内のポスト争い」は市民の見えないところで行われています。
議長選等も立候補制による投票にして、すべて公開の中継ありで行われるべきです。
現実的にはどんな組織でも人が集まれば派閥はできます。
議会内の人事や議案の賛否については会派で縛ることなく、議員個人の判断で行うべきだと思います。
館山市議の石井としひろさんのブログを読みながら改めて感じました。
館山市議、石井としひろさんのブログはこちらから。