国のほうでは、経済対策として実施する18歳以下への10万円給付について、現金かクーポンかで混乱しています。
莫大な印刷費や事務経費が掛かるクーポンよりは現金のほうが良いのは当然でしょう。
君津市では今でも「きみつ応援クーポン」として最大30%安くなるデジタルクーポンを発行しています。
きみつ応援クーポン特設サイトはこちらから。y
印刷費のかからないデジタルクーポンとしたことは良い点です。
では今回の10万円給付はどうするか?
これは全額現金、できれば一括で給付すべきです。
デジタルクーポンの悪い点は、子どもたちや高齢者など、スマホを使わない世代は恩恵を受けられません。
小学生や高齢者が主な客層の店舗も、売り上げの増加にはつながらないでしょう。
コインランドリーや自動販売機、バッティングセンター、コインゲームなどの業態もクーポンは使えません。
自治体はこれから年末・年度末にかけて極めて事務作業が多くなります。
通常の業務に加え、三度目のワクチン接種事務や人事異動もある中でクーポンの事務をやるマンパワーはありません。
結局まるごと業務委託に出して経費がかさむのがオチです。
国の方針が2転3転している印象はありますが、岸田総理の「聞くチカラ」というやつでより良い方向に修正していってると思いたいです。