12月に入りました。

今年もあと一カ月です。
↓29日の一般質問、放射性物質を含む汚泥焼却灰について、を紹介します。
大綱1点目、環境問題についてお聞きいたします。
多くの環境問題というのは原因となる事柄が起きてから、結果として水質や土壌に出るのは長い年月がかかります。
今、オーストラリアでは赤ちゃんが生まれた時から、日焼け止めを塗り続けなくてはいけません。皮膚がんの発生率は世界一で、毎年約1600人ほどが亡くなっています。
これをもたらしたオゾン層の破壊も数十年前からの、経済成長に伴う温暖化ガスの排出が原因です。もし、当時からフロンガス等の規制が出来ていたら変わっていたかもしれません。
 今の私たち大人が決めたことが、数十年後の未来を大きく左右してしまいます。
大人の責任において子供たちの未来にきれいな環境を残し、負担をかけないよう、きちんと判断していかなければなりません。
原発の事故により、放射性物質がちりやほこりとともに飛散し、日本各地、この君津市にも影響を及ぼしています。
露地栽培のしいたけは出荷自粛となり、除染基準値を超えた場所もでました。
又、各所の浄水場からでた放射性物質を含む汚泥や、それを焼いた汚泥焼却灰等も君津市内の産業廃棄物最終処分場へ埋め立てられています。
7月には13施設からの受け入れが、10月には20施設から月に約3000t受け入れており、今も続いております。
千葉県内でこの放射性物質を含む汚泥焼却灰等を埋め立てているのは君津・富津・銚子のわずか3市だけであり、この3市だけが向こう30年以上に上るリスクを負っているのです。
中でも君津市は他市とはあきらかに状況が違います。
埋め立て地は水道水源地にあり、下流には名水の観光地があります。
仮に、100歩譲って、健康に害がないとしても、処分場の放流水から数ベクレルでも検出されれば、伊勢崎市や柏市の処分場のように新聞報道がされます。
君津の観光・名水・酒造りそして美しい自然、これらを子供たちの代まで残すためにも、今も続く放射性物質を含む汚泥焼却灰等の埋め立てを中止させるべきと考えます。
そこで、
細目1、放射性物質を含む産業廃棄物の埋め立てについてお聞きします。
この件についての市としての見解・対応をお聞かせください。
という質問でした。
答弁は間違いの無いよう、議事録になってから紹介したいと思います。
今後も対策室の設置と埋立ての一時中止を求めていきます。