ランドセル主義。

新学期が始まりました。

かわいらしい一年生が登校していく姿は微笑ましいです。

体のわりに大きなランドセル、子どもには重く負担となることから教科書などの持ち帰りについて議論され、教室に置いていくことを認めるなど一部改善も見られています。しかしながらなかなか根本的な改善には至りません。

ランドセルは日本独特の文化であり、残したいという気持ちもわかります。

熊谷知事は昨年10月に以下のように述べています。

「学校ではランドセルでなければならないという明確な規定はなく、学校用品の負担軽減を教育行政として考えていく必要がある」

知事はツイッターでも「日本のランドセル主義はそろそろ見直す時期」と投稿しています。

ランドセル登校「明確な規定ない」…千葉県知事が持論展開、金銭的な負担など疑問視 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

また、富山県立山町ではアウトドアメーカー「モンベル」と組んで通学用リュックサックを開発しました。重量は皮革製ランドセルと比べて非常に軽い約900g!

新入学児童に通学用リュックサックを無償配布、立山町がモンベルに製作を委託|新・公民連携最前線|PPPまちづくり (nikkeibp.co.jp)

これが公表されると全国で大反響となり、モンベルが全国販売を決定、価格はランドセルよりかなり安いです。ネットでも買えるようです。

モンベル | オンラインショップ | わんパック (montbell.jp)

大きなランドセルを背負った一年生の姿はかわいらしいし、日本独特の文化ですが、子どもたちの健康や通学時の安全がなによりも優先されると思います。

うちの子は5年生と6年生なので今から買うつもりはありませんが、ランドセルでもリュックでも自由に選択できることが望ましいと思います。