まちづくり公社が運営する富津処分場について②

なぜ千葉県は3か所の民間処分場とまちづくり公社の処分場を同等に扱わないのか?
放射性物質を含む廃棄物が搬入されているという点では一緒です。
県によると「上下水道の発生汚泥等」(上下水処理等副次産物とも言う)が入っていないからだそうです。
しかし、千葉県環境生活部廃棄物指導課長から環境研究センター長あてに23年10月13日に出された「廃第1302号」には民間処分場3か所にまちづくり公社も含めた4か所の処分場について、放射性セシウムの測定をしたいため、協力を要請しています。
4か所の処分場が環境研究センターの協力受け測定したのだったら、公表も4か所同等にやるべきではないでしょうか。
そもそも本当にまちづくり公社が運営する富津処分場に「上下水道の発生汚泥等」は入っていないのか?
まちづくり公社のホームページから23年度の月別の処理量を見る事が出来ます。
管理型処分場
ばいじん 10月1038.9t→11月3004.9t→12月1956.0t
汚泥   10月3017.3t→11月5818.8t→12月3102.1t
11月だけ急激に増えています。
市原エコセメントの排水から放射性セシウムが検出され放流が停止したのが10月28日。
市原エコセメントのホームページから23年度の廃棄物処理量を見る事が出来ます。
23年11月は急激に処理トン数が減っています。
つまり、
「上下水道の発生汚泥等」→「中間処理業者」→「市原エコセメント」
だったものが、
「上下水道の発生汚泥等」→「中間処理業者」→「まちづくり公社が運営する処分場」
という可能性が考えられます。
まちづくり公社はこの可能性を否定する書類を県に提示する必要があります。
ヘビ年なのでしつこくてスイマセン。
すみやかにホームページ等での測定結果の公表をお願いします。