前回のブログで平成24年に行った耐震診断の事を書きました。
この4年前、平成20年に保育園施設の予備調査をしています。
(この時はすでに鈴木市長です)
その結果の一部です。
写真ではちょっと見ずらいと思いますが、宮下・常代・上湯江保育園は構造欠陥レベルが1と診断されています。
1は、「母屋について著しい構造的欠陥・危険個所がある」
2は、「母屋について構造的欠陥・危険個所がある」
3は、「母屋以外についての家屋等に欠陥・危険個所がある」
です。
宮下保育園は、当時築41年(現在築49年)、
屋根のたわみ、基礎の割れ、柱の傾斜、ボルト抜け、下屋柱脚部断面欠損などを指摘されていました。
常代保育園は、当時築36年(現在築44年)、
玄関柱・内部敷居アリ害、外壁羽アリ発生、遊戯室棟木落ち、下屋柱錆による断面欠損などを指摘されていました。
上湯江保育園は、当時築40年(現在築48年)、
筋違切断、乳児室屋根(小屋組)棟のたわみ、下屋柱錆による断面欠損などを指摘されていました。
で、これらの事が平成20年に予備調査でわかり、「母屋について著しい欠陥・危険個所がある」とされながら、そのまま8年間が過ぎ、今に至るのです。
もし、このブログを読んでいる皆さんが市長だったら、この報告を受けてそのままにして置きますか?
鈴木市長には大きな責任があります。
また、「建てかえを機に民営化されると嫌だから建てかえ反対!」
という子どもの安全よりも、自分の事しか考えない一部職員の動きがあったのも事実です。
地震の切迫性が理解出来ないか、嫌な事は考えたくないか、子供の命はどうでもいいのだと思います。
※政府の地震調査委員会は10日、今後30年間に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2016年版を公表した。
1月1日時点の分析で熊本地震は考慮されていないが、前回の14年版から2年が経過し、南海トラフ地震の発生が近づいているとみられ、東海から四国、九州東部の太平洋側などで発生確率が上昇した。
南海トラフ震源域で確率上昇。ヤフーニュース。
ちなみに千葉市が今後30年以内に震度6弱以上の地震にあう確率は85%と発表されている。
現実として、選挙に行かない世代の事は後回しにする政治家が多いです。
保育園を直さない一方で、自治会館直したり、自治会向けの防災倉庫建てたり、選挙に行く高齢者には手厚くしているのが現実です。
今度の参議院選挙でも18歳・19歳の若者が、「誰に入れるか」よりも「何人が選挙に行くか」を政治家は気にしています。
それにより今後の政策・予算配分を変える必要が出てくるからです。
18歳・19歳の皆さん、子育て世代の皆さん、必ず選挙に行きましょう!