公民館の建て替え

君津市内の3公民館の整備方針(案)が公表されました。市民の関心も高いと思いますので紹介いたします。

周南公民館、小櫃公民館、小糸公民館の整備方針案です。

3公民館とも建設から50年程度経過し老朽化が進んでいます。どういう順序で整備するのか気になっていたのですが、「バンドリング」(同種又は異種の複数施設を一括して事業化する手法)という手法を使い、3公民館の再整備事業を包括して発注するという新たな方針案が示されました。

これにより行政コストの削減、早期の再整備完了が見込まれます。新たな手法へのチャレンジですが大いに期待したいと思います。

スケジュール的には、今年度基本計画策定予定、来年度以降測量→設計となっています。

令和5年議会全員協議会への報告案件 – 君津市公式ホームページ (kimitsu.lg.jp)

各公民館の再整備場所と特徴について方針案の内容を挙げておきます。

・周南公民館

今の場所は土砂災害特別警戒区域なので災害リスクの低く様々な世代が利用しやすい場所に移転

バリアフリー対応と子育て世代が利用しやすい施設整備を検討

・小糸公民館

現在の立地場所を基本としながら隣接する公有地も含め検討

支所機能(旧小糸行政センター機能)は維持しながら事務室は公民館と支所兼用

中保育園と小糸保育園を統合し、定員90人程度の保育所整備(民営化も選択肢)

・小櫃公民館

現在の立地場所を基本

支所機能(旧小櫃行政センター機能)は維持

小櫃診療所の併設、複合化を検討

※あくまで案です。確定事項ではありません。現状の公民館は使う人が高齢者に偏っているという問題があります。子育て世代や子どもたちも含め、世代を超えて集まりやすいような施設整備が望まれます。