10月14日に行われる市長選挙まで約2か月となりました。
各立候補予定者も盛んにお祭り会場を回っているようです。
政治家のお祭り巡りについては一年ほど前のブログ記事でも書きました。
過去のブログ記事→政治家の盆踊りめぐり。
さて、完全に私の個人的見解ですが、安藤氏、石井氏、渡辺氏(アイウエオ順)では現時点で石井氏が一歩リードしているようです。
渡辺氏は自民党推薦が出ていますが、自民党に所属する君津市議の中でも2名、渡辺氏を支援しないことを公言しています。
自民党が一枚岩でない上にまだ公明党の推薦が出ていません。
公明党推薦が出た後公明党支援者の人たちによる活動はかなり強力です。
8月中に出ると言われている公明党推薦決定後、どこまで活動を広がられるかがカギとなりそうです。
石井氏には連合推薦が出ていますが、こちらも連合に所属する君津市議の中で一枚岩ではないようです。
知名度の高さ、女性票の取り込みなどのプラスの要素に加えチラシなど広告物の内容もかなり上手です。
共産党が石井氏支援を公言していることによる他の支援者の反発をどうまとめられるか、国政で言うところのいわゆる野党連合のようなものを作れるかどうかがカギとなりそうです。
安藤氏は大きな組織の支援は受けてないものの、古くからの自民党支持者などを中心に着実に支持を増やしているようです。
「自民推薦が渡辺氏に」という事が後援会にやる気と覚悟がもたらしたのではないでしょうか。
選挙に向けて陣営の内部が一つにまとまっているというのは非常に強いです。
「この施策はうちだけ!」とういう目玉施策を作るなど、他陣営との差別化をどのようにしていくかがカギとなりそうです。
選挙に強い人と選挙戦略が上手な人は別です。
よく保守系で自公推薦もらって何期も当選している人の秘書とかが選挙のプロみたいに語っている場合があります。
保守系で自公推薦で受かってもそれは選挙戦略の力ではありません。組織の力です。
当落ギリギリのラインで戦ってきた人ほど選挙戦略が上手です。
立候補予定者の方々が怪しい「自称選挙のプロ」に法外なお金を取られたりしませんよう祈ります。
選挙では、私はいつも落ちる覚悟をします。
落ちる覚悟をすると後悔が無いようにしようと考えます。
その結果、勝つための選挙ではなく、訴えるための選挙をするようになりました。
「言いたいことを全部言って、それでダメならいいや」と。
各立候補予定者も一片の悔いも残さず、やりきったと思える戦いになるといいですね。