君津市長選は10月16日告示!飛び交う偽情報に注意!!

10月となり君津市長選挙に向けて様々な準備が進んでいます。
ポスター掲示板もたち始めましたし、道路沿いには各候補者の看板も目立つようになりました。
私たちが1票を投じるという権利を行使できるのも候補者がいればこそです。
どんな選挙でも候補者の方には敬意を持ちたいと思います。

市長選に絡んで、「君津市はこの3年で市役所を定年前に退職する職員が70人以上もいるんですか?」と聞かれました。
答えは、いません。
70人以上という数字は事実ではありません。
定年前に退職する職員=早期退職した方の人数は以下の通りです。

平成29年21人
平成30年18人 (平成30年11月 石井市長就任)
令和元年 14人
令和2年 27人 (かずさ水道への身分移行12人を含むため実際は15人
令和3年 18人

どこの3年で区切っても70人以上にはなりません。
令和2年の27人を含めることで「多い」という印象をつけたいのかもしれませんが、これは4市の水道事業が統合してかずさ水道企業団ができたことで市から企業団に身分移行となったなった人が12人いたためです。

増えているのか?
を調べるために鈴木市長時代までさかのぼってグラフ化しました。

ほぼ横ばい。増えてるとは言えませんよね。
これが事実です。
「増えた!多い!」と思った方、印象操作されてますよ。。

市を良くしたいという想いは一緒のはずです。
選挙のために市民をだますようなやり方はいけません。
「市民はこまかい数字までわからないだろう」と思って意図的にしているとしたら最悪です。
市民のためになる政策をぶつけ合う選挙戦を期待します。

※個人的には、早期退職=悪いこと。と決めつける考え方は古いと思います。
市役所で経験したことを活かし、独立して企業を起こし市に公用車を寄付してくれた方もいらっしゃいます。