さて、衆議院選挙が終わりましたがまだ希望の党はゴタゴタしているようですね。
小池さんの力で受かろうとした人たちが、落ちたら小池さんの責任論にするのはみっともなさすぎます。
落選したことを環境のせい、誰かのせいにする人は今後も風頼みの選挙しかできないでしょう。
今回の衆議院選挙については多くのコメンテーターが考察しています。
地方議員の目線で一つ付け加えさてもらうとすれば、地方に行けば行くほど「落下傘候補で受かるのは簡単じゃない」という事です。
希望の党は鞍替えなど落下傘候補が非常に多かったように思います。
小池さん自身が落下傘候補として勝った経験からやれると思ったんでしょう。
地方ではまず無理です。
千葉12区の結果を見ると、浜田議員以外の票を集めても約69500票。
浜田議員と一対一だったとしても惜敗率57.8%となります。
これは比例復活も厳しい数字です。
希望の党ひだか候補は小選挙区36500票で希望の党比例票は34800票。
希望党支持者はきっちり入れていることがわかります。
しかし、候補者のいなかった立憲民主党の比例票は32200票、維新の会5800票です。
これら候補者がいない政党の票がほとんど上乗せされなかったとも言えます。
ひだか候補以外の、社民党の皆川候補、共産党の大西候補、自民党の浜田議員は、それぞれ支持政党の比例での得票数より大きく伸ばした得票をしています。
このへんが落下傘候補の厳しさだと思います。
今回は投票率が上がったことが非常に良かったと感じました。。