政治家の盆踊りめぐり。

お昼の情報番組(バイキング)で政治家の盆踊り巡りが批判されていました。
そのことについて少し書きたいと思います。
先日のブログで「知名度」さえあれば当選する比例区の事を書きました。
では選挙区の小さい市町村議会の選挙では何が影響するでしょうか?

おおきな組織・団体の支援は別物として、浮動票の動きは「単純接触回数」で決まると思います。
つまり、一回会った人より二回会った人、会っただけの人より握手したことのある人、握手しただけの人より話をした人。
これが投票の動機となります。
なので議員はイベントめぐりを一生懸命やるのです。

「がんばるとこそこじゃねーだろ」と言われても、現実として議員としての働き(政治活動)より、イベントに顔を出している(選挙活動)ほうが選挙に強いので仕方のないことだと思います。
また、その場にいる事で聞ける意見や陳情もあるので全くの無駄ではありません。

おそらくワイドショーで批判している人も自分の住む議会の議事録を読んだりはしていないでしょう。
夏休みの読書感想文の対象図書に地元議会の議事録を含めたり、学校の授業等で地元議会を取り上げないと、議員の仕事ぶりで投票先を選ぶという文化にはなっていかないと思います。

この「単純接触回数」を増やすことにより得票する作戦。
有権者人口が多い都市の市長選などでは、会える人数が全体の数%なので効果が薄いです。
しかし、君津市の世帯数は約38000。
市長選まであと一年、本気を出せば半分ぐらいは回れる数です。
今からなら誰にでもチャンスがありますよ。

※私の一般質問は9月8日13:15~14:15です。
君津市議会公式ホームページはこちら。