市長選データ1、市長選データ2の続きです。
すなが和良後援会オフィシャルサイトの上から二番目のデータ、市内投票所別投票率をご覧ください。
すなが和良後援会オフィシャルサイトはこちらから。
久しぶりにエクセルで数式使いました。。
左から有権者数、投票数、投票率、構成比をそれぞれ4年前と比較しています。
まず、君津市全体の流れとして、一番下の青いところ「総数」を見てください。
総数では、有権者数はほぼ増減なしに対し投票数は-6%、投票率は-2.86%です。
これが君津市全体の流れ、これを頭においてこの流れと違和感のある数値を探っていきます。
例えば、上から6行目の北子安自治会館。
有権者数の増減0%なので投票数が-6%となるところですがプラスの4%、投票率も前回より+1.94%です。
これは明らかに市全体の流れと異なる驚異的な数字です。
北子安は渡辺候補の地元、いかに地元の支持が多かったか伺えます。
同様の事が安藤候補の地元、坂田青年館の数値にも出ています。
しかし石井市長の地元、外箕輪小学校はほぼ市全体の流れの通り投票数も投票率も減少しています。
このことから市長選のような広い選挙では、地元を固めてもダメで広く薄く全体的に支持を得る方が良いことがわかります。
これを戦略的にやっていたとしたらすごいことです。
君津台は有権者数が前回-3%なのに対し、投票率が前回+1.01と上がっています。
これを個人的には「岡部パワー」と呼んでいます。
ほかにも連合関係者の多い土地柄のところは投票率が上がっていることが見てとれます。
投票率だけ見ていると間違ってしまう例として、貞元コミュニティセンターを見てください。
投票率は前回より-5.58%、市全体より-2.16%です。
これだけだと貞元の人は動かなかった。というだけになります。
しかし、有権者数を比較すると4年前より421人増えているのです。
なので投票率は下がっても投票数は24票増えているのです。
宅地分譲により新しい住民が増えたことによって投票率が下がったことが分かります。
貞元の例のように4年前と比較しても有権者が421人も増えている場所があるのです。
10年以上前の選挙をもとに「〇〇派が~」という時代ではないのかもしれません。
市長選データ4へつづく。