予算の修正案が委員会で可決、本会議ではどうなるか。

予算を審査しなくては来年度の事業が出来ないため、コロナウィルス対策をしつつ議会は開会中です。
先日行われた予算審査特別委員会では、君津市でおそらく初めて予算の修正案が賛成多数で可決されました。
君津市商工会議所への補助金が200万円増額となる部分が議論となりました。

私は予算審査特別委員会の委員13名にはなれなかったのでモニターで見ていました。
結果として「200万円増額は認めない」という事になったのですが、私の見解はちょっと違います。

1、まずこの200万円増額は商工会議所が外国人技能実習生受け入れ事業を始めるための経費の一部を補助するものです。
この中には商工会議所職員が契約締結のためベトナムに行く費用が2回分含まれています。
予算審査の過程で複数の議員がこれを「視察研修」と勘違いしていたように思えます。
外国の送り出し機関との契約ですので最低でも2回はかかるでしょうし、商工会議所職員以外の参加者は私費で行くことになっており、特段問題があるとは思えません。

2、現状では、市内の中小企業にとって「外国人技能実習生の受け入れ」はハードルが高いです。
自分が培ってきたノウハウを若い人に伝えたい、事業をグローバル化したい等の思いを持つ事業主はたくさんいます。
実習生の受け入れをしてみたいという思いを持っても、どこに頼めばいいのか、いくらかかるのか、何か問題が起きたらどうしよう…など不安からくる高い壁があります。
商工会議所が外国人技能実習生受け入れ事業を行う事で、中小企業は安心して適正価格で利用することが出来ます。
その結果は中小企業を利用する多くの市民にも還元されることになります。

3、君津市と君津商工会議所はお互いに協力をしあって地域の発展を目指してきました。
市の事業実施を商工会議所に頼んでやってもらったり、共催で事業をおこなったり、様々な形で協力してきました。
ふれあい祭り、プレミアム商品券事業、中心市街地活性化事業、創業支援などなど。。
そんな商工会議所への補助金も一時は4000万円以上あったものが減額され続け1400万になりました。
今回の「外国人技能実習生受け入れ事業」は商工会議所が補助金に頼らず自立して運営をしていくことを目指し立ち上げた事業でもあります。
否決されるようなものではなく、応援するべきものであると思います。

予算審査特別委員会では「200万円を認めない」という修正案が賛成多数で可決されてしまいました。
しかし、19日には本会議があり、もう一度各議員の賛否が問われます。
なぜ委員会で採決したのに本会議でも採決するのか?
それはダブルチェックをすることにより間違った判断をしないためです。

市の説明にも至らない点はあったと思います。
勘違いしてた、知らなかった、など思うのであれば判断を変えることは何ら恥じることではありません。
そのための本会議での採決です。
19日には君津市議会議員の各位が冷静な判断をすることを望みます。

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