3月議会の最終日は19日14時からです。
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さて、私も修正案を出したり、議案に反対したりしたことは何度もあります。
どのような団体・組織・個人に対しても媚びず、ひるまず、というのが信条です。
そのような立場から前回のブログでも書いた商工会議所育成補助金の200万円増額に対していろいろ調べてみました。
すると市の説明のいたらない点が色々あります。
予算審査特別員会では、「昨年までに商工会議所の地域活性化委員会で視察を行った」というような話でしたが、地域活性化委員会から視察に行ったのは1名だけでした。
また、来年度もその人たちが中心となって…というような話でしたが、すでに地域活性化委員会のメンバーは交代しており、来年度は別のメンバーで、技能実習生受け入れ事業特別委員会を作って行動するとなっているそうです。
そもそも、契約するために随行する商工会議所職員だけの経費が予算計上されているので、そのほかに誰が行くかは審査の対象ではありません。
にもかかわらず、昨年の地域活性化委員会のメンバー表を資料として出してしまったことでややこしくなってしまいました。
また前回ブログでも書いたように契約締結に行くものを視察研修のようにとらえられたり、私文書である商工会議所の資料をそのまま委員会に提出したり…。
モニターで見ているとしどろもどろの答弁がさらなる質問を呼び、委員会の議論が底なし沼に入っていくようでした。
そのような説明の不足もふまえて考えてみます。
今回の事業は市の事業ではありません。商工会議所の事業です。
市の事業であれば説明の不足による結果は市が負うべきです。
しかし、市の説明の不足による結果を商工会議所に負わせるのは、議会としては違うと思います。
中小企業からの要望に答えるかたちでスタートしようとしているこの事業、総合的に考えて否決されるようなものではないと私は考えます。
しかしながら、行政のチェック機関である議会議員として市の説明不足の責任の一端は私にもあります。
今後このような説明不足がないよう改善させていきたいと思います。