裁判の傍聴に行ってきました。

6日金曜日に千葉地裁であった裁判の傍聴に行ってきました。
市民団体が千葉県に対し、産業廃棄物処分場の3期増設許可の取り消しを求めた行政訴訟です。
(正式名称は、産業廃棄物処理施設変更許可処分取消請求事件 平成31年(行ウ)第8号)

今回は原告側が新たな書類を提出し、それを受理してあとは今後の日程を決めて終了しました。
行政訴訟が本格化するのは年明けからとなりそうです。

もう一つ、市民団体が事業者に対し建設差し止めの仮処分を求める民事訴訟をしています。
こちらは12月中には結審する見込みとなっています。
原告側が専門家が作ったシュミレーション結果等を証拠として提出しており、どのような判断が下されるのか、期待もあり心配でもあります。

今回の三期増設の県の許可はどう考えても歪んでいるとしか思えません。
実質二つの埋立地からなる処分場を1つの事業として許可申請したものを受理するなど前例がありません。
それでいながら営業許可は一つづつ受けることを前提として経営計画されています。

この申請を受理し始めたら何でもありになってしまいます。
この歪んだ県の許可をただすために、私も今までに収集した資料を弁護団に提供したりしています。
行政訴訟はまだまだ続きそうですが、今後もやれる事を全力でやっていきたいと思います。

※興味がある方はブログのカテゴリ「市内の産業廃棄物最終処分場」から過去のブログ記事を読んでいただくと今までの経緯がわかると思います。