スーパークレイジー君議員の居住実態と制度の問題点

ことし1月の戸田市議会議員選挙に初当選した「スーパークレイジー君」について、戸田市の選挙管理委員会が当選を無効と判断しました。
戸田市の選管は水道光熱費の名義や金額、アパートの名義、聞き込み調査等の結果を総合的に判断したそうです。

市町村議員に立候補するには立候補する自治体に3か月以上の居住実態がなければいけません。
これは冷やかしや遊び半分での立候補届け出を抑制するためでもあります。
今までは罰則がありませんでしたが、昨年9月に罰則規定ができました。

昨年の改正で、立候補の届け出と同時に提出する宣誓書に「住所要件を満たす者であると見込まれること」を加え、虚偽申告すれば30万円以下の罰金となります。
また、刑が確定すれば、原則5年間公民権が停止されます。

スーパークレイジー君議員は、弁護士とともに県庁を訪れ、県選挙管理委員会に審査請求書を提出しました。
審査請求書提出後に記者会見し、徹底抗戦するそうです。
県選管も当選無効を決定した場合は、取り消しを求めて提訴する意向です。

当選無効になれば補欠選挙でお金がかかります。
当選が有効となっても裁判など事務作業等にお金がかかります。
どちらになっても公務員が動くので税金が使われているのです。
市民感覚では「事前に審査しとけばいい」と感じるのではないでしょうか。
全くその通りです。

告示日前に書類を締め切り審査をすればこの問題は解消できるはずです。
審査料も徴収するようにすれば書類だけ出すという事も抑止できるでしょう。
当選後にこんなことをやるのは税金の無駄でしかありません。
これを機に制度の見直しを求めます。

※八重原と三直をむすぶ新設道路、八重原線の橋の土台ができてきました。

※明日は早起き!
フジテレビ系列【めざましテレビ】の『キラビト!』というコーナーに君津市の木村亮太選手が出演します!
4月14日(水)の朝6時17分頃になるそうです。
木村亮太選手はカヌーポロの日本代表です。君津市内で学童保育の先生もしています。
皆さんぜひ応援してください!