再生二期作をやってみた。

昨年に続いて再生二期作をやってみました。今年は背の高い品種「ふさこがね」でチャレンジ。

一回目の稲刈りで20センチ以上残す高刈りをした結果、コンバインに詰まることはありませんでした。

追肥も「くみあい軽量追肥15」を一反3袋入れた結果、収量も上がりました。

結果として、収量 一反約2.5俵、試しに食べてみましたが食味はほとんど変わりません。

ただ、稲刈りをする面積は一回目と同じです。

つまり再生二期作だと倍の面積の稲刈りをするわけで、コンバインの消耗が2倍になります。10年で買い替えを予定したと仮定すると、5年で買い替えるだけの利益を出さなければいけなくなります。

仮に1000万円のコンバインだとして5年で更新になると、年間200万円の利益を増やすだけの面積が必要になります。

九州など先進地の事例でも良くて一回目の2倍の収量と言われていますので、大規模に再生二期作をやるならいいと思いますが、小さい面積でやると目先の数十万の利益は出ますが、その分機械更新が速くなってしまい長期的には損失が出ると思います。

という事が実感できただけでも価値がありました。来年からは直播とか別の事にチャレンジしたいと思います。

※11月28日(金)13時~ 県議会で質問予定です。傍聴に行きたい!という方はすなが和良事務所までご連絡ください!