本日、12月10日の千葉日報によると、九十九里町議会は議員の期末手当増額議案を否決したようです。(埼玉県幸手市も否決)
君津市は12月8日に行われた総務常任委員会に置いて審査され、委員会では可決されました。
12月18日午後2時から行われる議会本会議にて、最終的な採決が行われます。(傍聴できます)
私個人としては、議員の期末手当を上げるすじの通った理由は何も無いように思えます。
「一般職の職員を増額するから」という理由であれば、職員が減額の時は減額するべきです。
「近隣市と足並みをそろえる」という理由であれば、近隣市より高い政務活動費は減額すべきです。
きちんとした理由があるならば市長提案でなく、議員発議で議案を出すべきです。
議案に対する質疑において、「議会改革推進委員会で報酬について検討中であることを知っていますか?」というという質問に対し、執行部は「存じていません」と答弁しました。
3月には議会改革推進委員会から議長に答申が出されます。
せめてその答申を待ってから判断すべきだと思います。
議案を否決する事はかっこ悪いか、かっこ良いか。
もちろん格好の良し悪しで賛否を判断することはもってのほかです。
しかし、議案を否決する→事前の調整不足→かっこ悪い。
と考える人もいます。
また、議案を否決する→議会として機能している→かっこ良い。
と考える人もいます。
ブログを読んでくれている皆様はどう考えますか?
一般職の職員に対する人事院勧告とは、民間企業と公務員の格差を是正するためのものです。
勧告は議員報酬に対するものではありませんし、議員報酬となにかを比べた物でもありません。
君津市に住んでいる人たちの現状はどうなのでしょう。
期末手当が上がったという君津市民は何名いるのでしょうか。