平成27年の4月より地方自治法が改正され、中核市の要件が30万人以上から20万以上に緩和されました。
つまり、君津市と木更津市が合併すると中核市になれるわけです。
ちなみに木更津市では、総合戦略(素案)において、広域連携の深化という中に主な取組として、「合併による中核市への移行に向けた取組」と明確に記載されています。
中核市に移行すれば、民生に関する部分と保健衛生に関する部分、環境保全に関する部分は政令市とほぼ同じ権限が委譲されます。
他にも、市街化区域または市街化調整区域の開発行為の許可や土地区画整理組合の設立認可、産業廃棄物処理施設の認可、地方交付税の増額補正など様々なメリットがあります。
(仕事が増えるから嫌だという職員の方もいます。)
平成24年には4市の次長級での「4市合併・中核市問題研究会」があり、検討結果の報告書も出されていますが、様々なメリットを認めながらも「検討していく」というような結論に終わっていました。
これをふまえて一般質問では君津市と木更津市の2市合併の可能性について聞いてみました。
すると一時質問の回答で、「しかるべき時期にしかるべき方法で実現できるよう進めてまいりたい」という答弁が!
今までに比べればかなり前向きな感じです。
(二次質問以降は議事録が確定してからブログに記載します)
一般質問の動画はこちらから見る事が出来ます。
たまたま傍聴に来ていた富津市の方からは「富津は?」と言われてしまいました。
来月、4月17日は富津市議会議員選挙の投票日です。
選挙の争点に合併も入ってくるでしょうか?
財政問題、環境問題、火葬場の4市共同設置の件、大佐和分院の建て替えの件、色々気になります。
新人もたくさん立候補するようなので大いに盛り上がるのではないでしょうか。